
今では、スマホひとつあれば、タップひとつで4K動画も撮れる時代(なかには8Kも!?)、誰でもある程度の高画質動画は撮れますが、静止画以上に動画はテクニックひとつ違うだけで、明らかにクオリティは変わっていきます。
そこで、ここでは撮影後、動画編集する際の基本テクニックを覚えて、ワンランク上の動画を目指していきましょう!
覚えておきたい動画編集の基本テクニック

動画編集の際のテクニックは無数にあり、また動画編集ソフトだけでも無料のものから有料でもピンキリなので、そりゃ高価なソフトのほうが編集できるテクニックも上がるというものです。
ここでは、まず見やすさを念頭に入れて基本テクニックを会得していきましょう。
フェードインフェードアウト
フェードインフェードアウトは、その意味は分からない人でもこのワードは聞き馴染みがある人も多いと思います。
フェードインフェードアウトは、よくバラエティ番組でもアクションを付けるためによく使われていますが、フェードインはゆっくりと徐々に画面に映像を表示させていく手法、一方、フェードアウトはゆっくりと画面から映像を消していくエフェクトです。
ただお馴染みの編集手法なので、多用しすぎは効果がなく既視感が出てきますので注意。
ジャンプカット
ジャンプカットは、同じフレーム、同じ構図で、時間だけをスキップして、時間の経過をコントロールする技法です。
開始時や、シーンの切り替え時などにはどうしてもブランク時間が出てしまうし、会話ではどうしても「あー」「えー」とかの言葉が間に入ってしまいます。
これらをカットすることで、スマートな動画になっていくというわけです。
よく、つまらないとすぐに切られてしまうため、YouTubeで使われている手法ですよね。
クロスカット
クロスカットは、なる場所で同時に起こっている2つの異なるシーンを切り取ったものを交互に見せる手法です。
よくテレビドラマでも、緊迫したシーンで、同時進行の場面をクロスカットで編集していますよね。
個人的には「24(Twenty Four)」が思い出されます。

Jカット
Jカットとは、カットのつなぎ目で次のシーンで使用する音声や音楽などを、前のシーンで前出しさせる手法です。
また、Jカットの応用技で、前のシーンが終わった後も、そのシーンで使われていた音楽または音を次のカットの映像にかぶせて使う手法の「Iカット」という手法もあります。
Jカット、Iカットともにただ乱用してしまうと、見えづらい分かりづらい動画になってしまいますが、上手く決まるとおしゃれですね。