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前回、中古カメラのメリットについて述べてきましたが、どうしても新品五比べると格安のため、リスク(デメリット)も少なくありません。むしろ正直言えば、デメリットのほうが多いといえます。
ここでは、買ってから後悔するまえに、中古カメラのデメリットについてみていきましょう。
中古カメラのデメリット

保証はどうなっているかしっかり確認する
まず、中古カメラの購入を決めた際は、保証の有無をしっかり確認しましょう。
例えば、中古専門カメラ業者などでは、仮にメーカーの保証期間が終了していても、お店独自の保証が合ったりする場合も多いです。
保証がない状態で購入してしまうと、仮に買ったものが不良品(故障品)でも修理は自腹となってしまいます。
特に気を付けたいのはフリマアプリなど個人間取引で中古カメラを買う場合。
個人間取引の場合は、メーカーの保証は残っているか(保証書(購入証明書)はあるか)など保証の有無をしっかり確認後でないと痛い目に遭いますよ。
購入後のメンテナンスで逆に高くなってしまう場合も
中古カメラを購入尾、不具合があると、そのままでは使えないので修理に出す、メンテナンスをするなどの諸費用を考えると、新品カメラを買ったのと大差ないのであれば、まったく中古カメラを買ったメリットは失われてしまいます。
点検が甘い場合もある
正直、元のオーナーさんがどんな扱い方をしていたかは分かりません。
丁寧にメンテナンスも行っていた方なら良いですが…。そのため、できる限り、実物を見てから購入できるところがベターです。
クセが付いてしまう
カメラも自動車などと同様で前オーナーのクセが出てしまうことも考えられます。
同じモデルを使っていたのに、前のカメラより感覚が違うということも稀ではありません。
欲しい機種になかなか出会えない可能性も
どうしても不人気だったモデルは多く中古市場にも出回りますが、人気の機種はなかなか売らないので中古にも出回りません。
そのため、新品五比べると、欲しい機種になかなか出会えず、探し回るなんて苦労も出てくることもあります。

なかにはニセモノの出品も考えられる
気を付けたいのが実物を見ないで買うネット間での取引。
いざ届いててみたらニセモノ、もしくは故障品なんてことも。
実物を見られない場合は、細部(さまざまな角度)での写真を依頼し、また出品者の口コミなどもチェックしてみてください。
バッテリーの劣化が早い
中古のため、どうしてもバッテリーはある程度消費してしまっています。(プラスで新品バッテリーが付いている場合を除く)
また、悪徳な業者などでは、わざともうバッテリー切れのバッテリーに替えてから売り出す場合もあります。
ある程度、。バッテリーは消耗品なので、早めの買い替えを覚悟しておいたほうがよいかもしれません。