
こんにちは、株式会社iHoldingsの小田です。
今回、ご紹介させて頂きます内容は
美容室開業する上で大切な事、手順をご紹介させて頂きます。
美容室開業方法 今の美容業界は?
今現在、全国の美容室の店舗数は243,360店舗存在します。
理容室は122,539店舗あります。
多くの人が美容室よりコンビニの方が数が多いと思っている人もいるかもしれませんが、
実際は、日本全国で56692軒しかありません。
この件数を知るだけでも、いかにライバル店舗が多いかわかりますね。
理美容の店舗数も多いが、2017年の帝国データバンクが発表した
理美容業の倒産動向調査によるとなんと過去最多の151件と発表された。
→帝国データバンク 理美容業の倒産動向調査 詳細
美容室開業までに美容業の現実を知ると不安になってくると思いますが私も以前は7年間、
美容師をしており独立まで考えていましたが不運にも事故で身体が不自由になり現在はIT企業に務めています。
そんな経験もあるので是非、これから美容師として独立、
開業をしようと思っているあなたを応援しております。頑張って下さい。
話がそれてしまいましたが本題に移りましょう。
美容室開業方法 リサーチ
まず美容室を開業するにあたって最初にやるべき事は
リサーチを行いましょう。
あなたが出店しようと思っている地域を選び、その地域のお客様の年齢層、流れを把握します。
その地域が住宅街なのか、市街地なのか、商業地帯なのか等
地域によってターゲットとなるお客様が変わってきます。
例えば、住宅街なら家族をターゲットにしたお店作りを計画する等です。
そして競合店、ライバル店舗の存在も把握しておきましょう。
そのライバル店舗をインターネットで調べれば、そのお店がどういう構成で営業しているか
お客様のターゲット層も見えてきますので、
自分のお店を開業するときに参考にもなりますのでリサーチすることをオススメ致します。
美容室開業方法 コンセプト立案
あなたが出店しようと思っている地域のリサーチが終わったら結果も踏まえてコンセプトの立案を行いましょう。
ここで重要なのが「あなたがどういう構成のお店にしたいか」です。
この構成をしっかり考えておかないと、いつまでたってもお店を開業することが出来ませんので
しっかりと計画、立案しましょう。
美容室開業方法 事業計画書
あなたが考えるお店のコンセプト、構成ができあがったら(文章)
次はお店の事業計画書を作成していきます。
多くの方が美容室を開業するに当たって開業資金が必要になってきます。
一般的な小規模理美容室でもだいたい500万〜800万円かかると言われています。
そのためにも自己資金が大切になってきます。
自己資金とは、今まで開業のためにご自身で貯金されたお金と、
ご家族から支援して頂いたお金のことを言います。
最初から開業にかかる資金があれば問題はありませんが
多くの方が足りない額の資金を調達するために銀行や公庫からお金を借りる必要があります。
銀行側もあなたが自己資金をどれだけ持っているか判断材料の一つとして考える。
また、自己資金をできるだけ多くあった方が借り入れ額も少額で済みますので
毎月の返済金額が少なく無理のない返済ができます。
銀行や公庫から借り入れする前に資金を調達しておくことをオススメ致します。
銀行や公庫から資金を借り入れする際に必要となるのが事業計画書になります。
ご自身で考えたコンセプト、構成(文章)とは違い
事業計画を数値化した物が必要となります。
しかし、ご自身で事業契約書を作ろうと思っても難しいので税理士や専門家に相談しましょう。
最初は無料で相談にのってくれる税理士がいますので是非、一度相談に行ってみて下さい。
また、借り入れには銀行と公庫がありますがオススメは公庫からです。
国からの借り入れになりますので銀行に比べて断然金利が安いです。
しかし、銀行とは違い公庫はその審査のハードルが高いです。
審査員の前でご自身がプレゼンテーションを行う必要があります。
その内容を審査員が聞いて、質問等をされて見事合格したら借り入れができる物になっています。
これには前準備が膨大にありますので公庫専門の税理士に必ず相談してから行って下さい。
美容室開業方法 店舗物件選び
事業契約書が進み資金調達のめどが整ったら次に店舗、物件を選んでいきましょう。
最初にあなたが出店したいと思った地域をある程度リサーチしたと思います。
出店する店舗場所は非常に重要になってきますので
後々、公開することがないように徹底的にリサーチしましょう。
改めて、候補地域を調査するために
・市場調査
・競合店舗調査
・聞き取り調査
上記の調査結果をもとに、具体的に検討しましょう。
また、開業する際に店舗資金を抑えたい場合は居抜きの店舗物件を探すのをオススメ致します。
居抜き物件とは、全テナント利用者が使っていた内装をそのまま使うことができる物件のことを言います。
居抜き物件の数がそこまであるわけではないのであなたが候補に選んだ地域にあるかだけでも
リサーチしておくことをオススメ致します。
物件の候補がある程度決まってきたら内装業者の候補もリサーチしておきましょう。
あなたが理想とするこだわった内装にするためにどの業者なら良いか重要な部分になります。
しかし、開業資金が決まっているので計画的に使わなくてはいけません。
内装業者も相場の金額以上に請求してくる場合があります。
業者には資金がいくらあるとは伝えずに最初は具体的に内装の構成を伝えて
だいたいの内装見積もりを出してもらうようにしましょう。
最初に使える資金額を伝えてしまいますと
その上限の見積もりを出される場合がありますので注意して下さい。
(私内装業も務めていたのでちょっと詳しいです。w)
一つの業者だけではなく、複数の内装業者に連絡を取って見積もりを出してもらって
最終的に2,3件の業者に絞って後は値引き交渉をしましょう。
ある程度はどこの業者も値引きをしてくれますので言ったもん勝ちです。(言わないと損するだけです。)
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美容室開業方法 最新版 Part2