
もう少し動画・映像撮影するときに気を付けたいことがあります。
それでは見ていきましょう。
サウンドは別に録音した方がベター

映像とともに音声も動画の評価を決めるにあたり大きな要素ですが、音声(サウンド)ももちろん撮影とともに録音することができますが、よりハイクオリティの動画を目指すのであれば、別撮りしたほうがベターです。
映像とサウンドは別々にしたほうが、クリアで聞き取りやすい音声を録音できるからで、皮肉な話ですが、生で録音するより別撮りのほうがよりリアリティな印象を持ってもらえがちです。
逆光や周囲に人が映っていないかなど撮影周辺の環境チェック
特に屋外では、天気の良い日は特に逆光になりがちです。
外は太陽の光が強いため、逆光のまま動画撮影したら、真っ暗になってほぼ何も見えない事態になってしまいます。太陽の力を甘く見てはいけません。
また、他人が映り込んでしまっていないか、もしくは誰か動画に映ってしまったら、その人に許可を取るか、モザイク加工をしなくてはいけません。編集でモザイク加工をするのは大変なので、余計に手間がかかってしまい、無駄な時間を要してしまいます。
カットのイメージを事前に作っておく

撮影前にカットのイメージを作っておきましょう。
いわゆるカット割りを事前に作っておくことで、撮影時に落ち着いて撮れるようになります。
何のえもないまま撮影に挑んでも、本番でバタバタとするだけ。段取りが悪くて、本来予定していた撮影時間を大幅にオーバーしてしまうことも。いざカメラが回ったときに、焦って何をやればいいかわからなくなってしまう」なんてこともあり得てしまうのです。
映画の撮影時のような本格的な画でカット割りをするまでしなくても大丈夫ですが、ひとり、ふたりの撮影でもカット割りを箇条書きで書くくらいはしておきたいですね。
カットはさまざまなパターンで撮影しておく
撮影時の感覚では最高の画が撮れたと思ってもあとからの編集時になんか気に入らないなんてこともあり得ます。
再び撮影というわけには、時間的にも経済的にも無理でしょうから、あとあと選択肢があるように、さまざまなパターンでカットを撮影しておくとベターです。
また、いろんなパターンのカットがあると、こだわった編集をしやすいメリットも。ワンパターンだけだとその映像しか動画に使えませんが、複数パターンあると視聴者の心を惹きつけるベストな映像を動画にできるのです。