
今のYouTubeを始めとする映像では、いかに撮影後編集を施して見やすくするかが大きなカギとなっています。
YouTubeを例に挙げると、簡単に再生でき観ることができるのですが、同時に簡単に観ることを止めることもできるわけです。
せっかく動画を作成しても、最後まで観てもらえない飽きてしまうものだったら、努力の成果は半減してしまいます。
ここでは、映像制作テクニックを会得しよう【編集編】と題して、いかに惹かれる動画に編集でしていくかのポイントについて見ていきたいと思います。
テロップを入れる
YouTubeの動画ではほぼすべてテロップを入れていると言えます。
テレビとは異なり、YouTubeの場合は、例えば電車内など音を消して動画を観る機会も多く、またながら見でも内容を把握し続けて、最後まで見てもらえる分かりやすい動画にしていくにはテロップは必須です。
どのYouTube動画でも良いですが、テロップなしだったらどんな動画になるかYouTubeを見ながら想像してみてください。
ほとんどが何の動画か分からなくなってしまいますよ。
このテロップは画面いっぱいに(ニコ動のコメントのように)埋め尽くされてしまうと、内容を分かりやすくするテロップを入れる目的が失われてしまいます。
動画へのテロップは、2秒〜3秒で認識できる文字数が13文字~20文字とされているため、この文字数を考えて、視聴者目線で見やすいテロップを入れることを心がけましょう!
ジャンプカット

映像をつなぐ手法のひとつに「ジャンプカット」というものがあります。時間軸が関係なく次のシーンへ向かうつなぎ方です。
分かりやすいのは四季の移り変わり。
春の桜のシーンから夏をイメージするひまわりの画像、秋の紅葉、冬の雪など季節の風景をジャンプカットの編集を施すと、これだけで他に何も言わなくとも、季節の移り変わり(時間の経過)を視聴者に分かりやすく与えてくれるわけです。
時間軸を意識する
ジャンプカットとは対比となる映像をつなぐテクニックですが、滑らかな見やすい動画にするのは、時間軸を意識することも大切です。
具体的には、被写体の人の服装や髪形が変わってしまうだけで観る側は時間の流れを感じるとともに違和感を覚えてしまいます。
同じ服、同じ髪型でシーンを変えても、時間のつながりを見えることができ、スムーズに動画の世界に視聴者を取り込めていけるわけです。