
ただYouTubeに動画をアップしただけでは、いくら再生回数が増えたとしても1円にもなりません。
まず、YouTubeの運営元であるGoogleの「Googleアドセンス」の申請を行い、審査に通らなくては始まらないのです。
Googleアドセンスの審査基準は?

YouTubeで再生回数(※)でいくらとなるためには、Googleアドセンスに申請して、審査を通す必要があります。
※正確には、広告動画視聴回数
Googleアドセンスの審査基準はどのようなものがあるのでしょうか?
直近12ヶ月の総再生時間が4,000時間
1つの動画がバズって、10万再生したとします。
この動画が3分の動画だった場合、5万×3分=15万分=2,500時間となるため、基準外となってしまいます。
3分くらいの短い動画がたくさんアップしても良いですし、長めの動画でも構いません。
目安としては、10分の動画10本なら1本当たり2,400回の再生回数となります。
チャンネル登録数が1,000人以上
有名人でも、例えば、(悪い例で恐縮ですが)彦摩呂さんの「彦摩呂ちゃんねる〜満腹大王〜」はチャンネル登録す1,600人と知名度のない一般人がいきなりYouTubeをはじめてもすぐに到達するという数字ではありません。
チャンネル登録数は、再生回数や再生時間と違って、これまで投稿した動画を見て「このチャンネルを継続して見ていきたい」と思った人の数のため、本当に気に入ってもらえないとチャンネル登録まではしないので、一番高いハードルではないでしょうか。

18歳以上であること
18歳未満の方が(Googleアドセンスの審査を通す(収益化)をしたい場合は、18歳以上の保護者が所有するAdsenseアカウントにGoogleアカウントをリンクさせる必要があります。
広告掲載に適したコンテンツかどうか
YouTubeサイドの基準で、広告掲載に適したコンテンツかどうか、具体的にいえば、
- テレビ番組の無断録画のアップなど著作権にひっかかるコンテンツではないか
- 犯罪を助長するような内容
- (男女ともに)乳首が見えているなど卑猥な個所がないかどうか
などを審査されます。
広告を載せるわけですから、広告主(クライアント)が嫌う趣旨の動画だった場合は、クライアントが嫌いますからYouTube側も敏感になっているわけです。
YouTubeでの収益化までのGoogleアドセンスの審査基準はこのようになっています。
一見すると、ハードルが高そうですが、チャンネル登録数1,000人も越えないような動画だった場合、結局、YouTubeは動画内の広告動画をどれだけ見たかで収益額が決まるので、最初だけ見てすぐに止めてしまうような動画ばかりだったら、そもそも収益にはならないわけです。
具体的な目標数が明確なので、まずこの基準を目指してYouTuber初めてみましょう。