
今の時代、スマホでも動画撮影が簡単にできてしまうくらいなので、ビデオカメラの需要は昔に比べると減少傾向にあります。
しかし、ビデオカメラならではの利点もあります。ここでは、動画撮影のためにビデオカメラを選ぶべきか、ビデオカメラのメリット、デメリットをさまざまな観点から見ていきたいと思います。
ビデオカメラ

ビデオカメラは言わずもがな動画撮影をするための機器。それだけに一眼レフカメラやデジカメではなりえないビデオカメラならではのメリットもあります。逆にデメリットも存在しますので、ビデオカメラの特徴を見ていきましょう。
ビデオカメラのメリット
ビデオカメラのメリットはまずなんといっても「長時間撮影」ができるスタミナ性でしょう。(昔、スタミナ〇〇というビデオカメラもありましたよね。)一眼レフカメラの場合、高画質で撮影できることは良いのですが、録画可能時間はせいぜい1時間程度。そこそこのハイレベル一眼レフカメラでも30分程度しか録画できないものもあります。
それに対して、ビデオカメラは高画質撮影にしても2~3時間、通常撮影では10時間を超える長時間撮影が可能なものが多いです。
例えば、授業風景を撮影しようとした場合、30分の録画時間では役に立ちませんし、サッカーや野球などの撮影でもやはり長時間撮影は必須ですよね。
長時間撮影ができるということは、バッテリーの持ちも良いので、充電を気にせず長い時間使い続けることができます。
また、前述したとおり、ビデオカメラは動画を撮影するための機器なだけに、例えばズーム設定も撮影したまま片手でできるので、撮影したままズームしたりすることも難しくありません。
他にも、手ブレ防止機能は他の機器でもありますが、ビデオカメラではかなり高性能なので素人の撮影でもしっかり撮影ができます。オートフォーカスが簡単にできる点も嬉しいところではないでしょうか。

ビデオカメラのデメリット
ビデオカメラのデメリットは、カメラのセンサーサイズが小さいため、部屋の中や夜間などの暗部での撮影にあまり向いていません。撮影する環境を考慮しなくてはいけないデメリットがあります。
また、一眼レフカメラのようにレンズ交換は基本できないので、一眼レフカメラのような人物のみに焦点を合わす、ぼやけた動画にするようなスキルはできません。
他にも、ビデオカメラでも静止画撮影もできるものが多いですが、あくまでも付属機能であまり高性能ではなく、ビデオカメラは動画撮影専用とみておいたほうが良いと思います。
ビデオカメラの価格
コンパクトサイズで撮影しやすいタイプでも、50,000円以下が一般的で2~3万円台から購入が可能です。
そのため、一眼レフカメラと比べたら半値程度の予算で済ますことができます。
また価格もですが、カラーやメーカーもさまざまなところから出ているので選ぶ楽しさもありますね。