
子どもの成長記録を撮影したり、愛犬の走り回っている姿を残しておいたりなど、やはり人など動くものを撮影する場合は静止画より動画のほうがリアリティがあって良いですよね。
動画を撮影するものといえば、昔からビデオカメラが定番でしたら、最近ではレンズをシーンに合わせて交換でき、高画質撮影ができる一眼レフカメラをはじめ、デジカメやスマホでも簡単に動画撮影できるようになっており、何を買うべきか選択肢の幅は広がっています。
そこで、今回は、動画撮影に最適なのは一眼レフカメラなのかビデオカメラなのか?さまざまな観点から見ていきたいと思います。
一眼レフカメラ

カメラの最高峰のイメージがある一眼レフカメラ。その分、価格も決して安くないものが多いですが、動画撮影に特化すると、どんなメリット、デメリットがあるのでしょうか。
一眼レフカメラのメリット
一眼レフカメラの最大のメリットといえば、「ボケた絵を撮れる」ことでしょう。まるで映画のワンシーンのような幻想的な撮影も可能になります。これは、ビデオカメラなど他のカメラではできない芸当です。
また、全体をぼやけさせるだけでなく、例えば、背景をボケさせ、特定の人物だけにピントを合わせたりするようなことも可能で、よく言われることですが、一眼レフカメラを使うことでプロ並みのクオリティに仕上げることができます。
他にも、一眼レフカメラのカメラセンサーはサイズが大きなものを搭載しているため、光を取り入れやすく、室内や夜間などの暗部にも強いのも特徴といえます。
更には、一眼レフカメラはシーンに合わせてレンズを交換できることも大きなメリットです。魚眼やワイド、望遠、マクロレンズなど揃えるとなるとそれなりの費用もかかりますが、さまざまな撮り方が可能なので、動画撮影がより楽しく考えることができますね。

一眼レフカメラのデメリット
一眼レフカメラは、使用したことがない人も分かると思いますが、ビデオカメラやデジカメなどと比べても本体が大きく重量があります。
そのため、長時間持ち続けて動画撮影をしようとすると、手がぴくぴくしてしまい、なかなか難しい点が挙げられます。
また、もともと一眼レフカメラは動画向きとして作られているわけではないので、バッテリーの持ちはあまり良くなく、一眼レフカメラの種類によっては30分~1時間くらいしか動画は撮れないものもあります。
他には、音声入力がビデオカメラほど繊細に取ることができない、ピントを合わせたり、ズームするのも両手でやらなければならないのでスピーディーに撮影するのはちょっと難しいですね。
一眼レフカメラの価格
一眼レフカメラの価格はかなりピンキリです。
安いものでも70,000円~80,000円、高いものでは天井知らずで1,000,000円オーバーも珍しくありません。平均すると、200,000円前後くらいになります。