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こんにちは、
株式会社iHoldings 九州支社の小田です。
現在、福岡を中心にリスティング広告(Web広告)の
提案、コンサルティングを中小企業を始め
店舗様に行ってきましたが
その中で危機感を感じていない所が多く見られましたので
今回はその危機感について紹介したいと思います。
今現在、時代が大きく変化してきています。
いえ、既に変化しているのに
多くの人々が変化に気づいていないのです。
そのため実際に経営悪化や倒産する企業や店舗が
確実に増えてきているのです。
従来の広告
これまで、広告と言えば
「4マス広告」を主に利用してきました。
「新聞」「TV」「ラジオ」「雑誌」
4マス以外の広告として身近な物ですと
・折り込みチラシ
・ダイレクトメール(DM)
・フリーペーパーへの広告掲載
他にもこれまで集客アップや売上げアップに
多くの企業や店舗が利用してきた広告として
・地域情報やタウン誌、フリーペーパーに広告を載せる
・ダイレクトメールを出す
・業界雑誌に広告を載せる
・電柱や街灯に広告を出す
・地域限定テレビCMやラジオCMを流す
・電車内に広告を出す
・チラシを配る
・道の途中に看板を出す etc
これから広告を出そうとする時に
多くの企業や店舗が真っ先に思いつくのがこれらの広告です。
4マス広告媒体を上回る広告媒体が登場しました。
「インターネット広告」です。
インターネット広告市場の参入
これまで広告媒体を占める4マス広告に
新たにインターネット広告が参入したことにより
時代は大きく変化しました。
図で分かるように、
テレビや新聞、雑誌などの4マス広告は下降傾向にありますが
インターネット広告だけは右肩上がりに上昇を続け、
2009年には新聞広告を抜くほどになりました。
今の日本の広告市場は全体で6兆3,907億円使われ
その広告市場の中でもインターネット広告費は、
4年連続2桁成長しておりYonY(前年度)15%増の1兆5,094億円になりました。
インターネットの普及により
多くの企業が従来の広告媒体から
インターネット広告に変更して利用しています。
インターネットの普及に大きな変化をもたらしたのが
携帯、スマートフォンの利用者が増えたため
それに比例してインターネット利用者が膨大に増えました。
総務省がまとめた「平成29年:通信利用動向調査」によると、
2015年より38万人も増加して、
現在1億84万人も超えているのです。
人口普及率は83.5%とほぼ全ての日本人が
インターネットを利用している状況です。
衰退していく企業が続出する!?
これまで、従来の広告媒体を利用してきた
企業や店舗はインターネット広告時代に突入したにも関わらず
その殆どが必要としていない、利用していない。
「今まで十分に利益が出ているので問題ない」
「インターネット広告は高いイメージだから手が出しづらい」
こう言った意見が多い。
しかし時代の変化は凄いスピードで流れており
最新の物が、気づくと当たり前になっているのが時代の流れです。
そして今、インターネット広告が当たり前の時代になろうとしています。
この時代の流れに「変化できる」企業、店舗が強いのです。
インターネット広告を活用しない会社の危機
「これまで利益が出ていた物が売れなくなる」
「ユーザーからの興味関心を持ってもらえなくなる」
「会社や商品自体を知ってもらえなくなる」
インターネット広告をこれから活用しないだけで
今後大きな被害を受けてしまう危機があります。
これまで利益が出ていた物が売れなくなる
今の日本の広告媒体で一番がテレビ広告です。
しかし、このテレビ広告も2020年頃にはインターネット広告が
抜くと言われております。
テレビ広告が有効と言ってもその利用料金は莫大な金額ですので
気軽に利用することは出来ませんので
現実的とは言えません。
ユーザーからの興味関心を持ってもらえなくなる
これまでの4マス広告とインターネット広告には
配信先の大きな違いがあります。
新聞、チラシ、フリーペーパーと言った4マス広告は
地域を絞って配信することしか出来ませんが、
インターネット広告ならば地域はもちろんのこと
性別、年齢、デバイス、時間帯、曜日も指定して配信することが出来
また、一度サイトに訪問したユーザーに対して
何度も広告を表示させることが出来る。
他にもインターネットユーザーの検索履歴をもとに
広告を配信することも出来ます。
確かにテレビの様に多くの人に対して
認知度を高めるためには有効な広告媒体だと言えるが
インターネット広告ならば特定の人に対して
広告を配信することが出来るので今最も有効な広告媒体と言える。
会社や商品自体を知ってもらえなくなる
今の若者の消費形態が変わったことで起こる。
これからの時代を作って行く若者のニーズに沿った
広告を配信していかなくてはならなくなった。
従来の4マス広告のようにチラシや新聞、フリーペーパー等は
そもそも今の若者達は見ることすらしなくなった。
一番の原因はスマートフォンの普及率と言える。
スマートフォンの利用する人が増加したことによって
インターネットを気軽に、当たり前に使えるようになり
現代の若者の消費形態は変化しました。
その中でも「SNSでの話題」が重要視されています。
インターネット上で様々なジャンルのグループを作り
飲み会等で消費する。
SNS上でいいね!をもらうためだけに話題の場所や
観光名所や世界遺産に出かける。
InstagramやFacebook、YouTube等で話題になるため、
再生数を稼ぐため小道具や遠出にお金をかけて
写真や動画をアップしたりする。
このようなことから今の若者世代に最も有効な広告は
SNS広告が有効と言える。
最後に
これまでの時代の変化を思い出して下さい。
変化する時は誰しも不安や心配で
今までやってきたことを変えることは
本当に大きな決断だと思います。
しかし、時代の変化に柔軟に対応し
変化を決断してきた企業や店舗は成功しています!
時代の変化はあなたの会社を脅かす場合もありますが
反対に「成功を掴むチャンス」でもあります。
既に時代の変化に対応出来なかった多くの
企業や店舗が倒産しているのも現実です。
決して人ごとではなくなってきました。
もう一度今のビジネスモデルを見直し
変化を恐れない会社を作って行きましょう!