
会社を経営していて、
おかげさまで上手くいっていると
とても自制心と向上心に
溢れた人のように
思われたりもします。
しかし正直に告白すると
私も、
周りの上手くいっている経営者たちも
自堕落なところがあったりもしますし、
できることならぼーっとしたいという
日も結構あったりします。
そんな普通の人だからこそ
しなければならない理由を
先につくることにしています。
例えばあなたが
だるくてなにもしたくなくても
北朝鮮からミサイルが
あなたの家のほうに撃たれるという
情報が入ったら、
嫌が応にも行動し、
逃げようとするはずです。
もっと現実的な話としては
ひとりだと
時間通りに起きられないなら、
誰かと約束をしてしまうことや、
ダイエットを成功させるために
高額ジムに
50万円を払ってしまうことが
挙げられるかもしれません。
仕事で新しいことを始める場合なら、
すぐに名刺に〇〇コンサルタントと
名乗ってしまうのもありです。
ほとんどの場合、
コンサルタントと名乗るには
資格や認定がなくても大丈夫ですが、
それを受け取った人は
あなたは〇〇が詳しいんだと
認識しますから
そう名乗ることで
自分にプレッシャーを
かけることができます。
たいていの人はこうしたことを
意識していませんが、
目的達成やモチベーションを
上げるための手段として
使うことは意外にも効果的です。
あなたが習得したい知識や
スキルがあったとしたら、
あなたと同じようにそれを
学びたい人に教えてあげる約束を
してみてください。
たとえば
WEBマーケティングについて
勉強したい人は
周りにあなたと同様、
WEBマーケティングを学びたい人を
探して2週間後くらいに教える約束をするのです。
教えられなければ
恥ずかしいことになるので、
あなたは一生懸命に勉強せざるを
得ないはずです。
「付け焼き刃」
と揶揄されるかもしれませんが、
結局、ビジネスもそうですが、
満足してもらればいいわけなので
ターゲットさえ見誤らなければ大丈夫です。
有名野球部出身者なら
イチローに野球を教えるのは無理でも、
近所の小学生に野球を教えて
お金をもらうことは可能です。
数週間前まで初心者でも
しっかり基本を学べば、
同じ初心者に教えることは
できるようになります。
あなたの周りのスゴい人も
ほとんどの場合、
自分を強制的に動かす術を
知って、実行しているだけなのです。
続ける自信がない人ほど、
自分はどうやったら
やらざるを得なくなるかを
まずは考えてみてください。