
仕事だと
バジェット(予算)があるので
必ず、上限を決めて
資材の購入先や
人員の調達をすると思います。
Web広告の運用においても
上限の見極めは利益を出していくのに
本当に大事な要素になります。
モノが爆発的に売れたとしても
それをかき消してしまうほど
広告費を垂れ流して、
結果採算が取れない、
という人は少なくありません。
このような仕事の予算には
とても気を使う人でも
自分のことになると
急に無頓着になる人はとても多いです。
お金(お小遣い)の使い方も
そうですが、
今回お話したいのは
お小遣いの話ではありません。
今回ぜひお話したいのは
仕事をする時間と、
収入の上限の話です。
つまりどれだけ働くか、
どれだけ収入を得るかということです。
働けるだけ働いて
できるだけ稼ぎたいという気持ちの
人が多いのかもしれませんが、
それでは体を壊したり、
旅行などの「体験」に
お金を使う時間がなくて、
服や車などにお金をつぎ込むだけに
なってしまうのです。
人の価値観はさまざまですが、
これでは人生が
豊かだったといえないと思うのは
きっと私だけではないでしょう。
人の欲望はどんどん膨らみますので、
最初から上限を設けておかないと
いつまでも
がむしゃらに働くことになります。
海外の優秀なビジネスパーソンは
アーリーリタイアを
目標にがんばっていたりして
このあたりのコントロールが非常に
上手だなと感じます。
優秀な人ほど仕事に時間をつぎ込めば
つぎ込むほど
お金を稼ぐことができるので
いくらでも働いてしまう傾向があると
いわれています。
(特に日本人の場合、
勤勉な国民性が拍車をかけるのか
この傾向は強くなります。)
とはいえ使える時間と、
必要な収入は年代ごとにも違います。
そのため
20代では独身なので、このくらい
30代では結婚して、
子供もできる予定だからこのくらい
・・・
などと設定しておくのは
いかがでしょうか。
徐々に
1時間あたりの単価を上げていくのも
大切ですが、
同時に仕事に使う時間と
稼ぐ額を
人生計画に織り込んでしまうのは
有効な手段です。
「そういえば昔よりだいぶお金を
稼ぐことができるようになったけど
最近自分や家族との時間を
持てていないな」
と感じる人はぜひ
今一度、時間と収入の上限について
考えてみることをお勧めします。
想像してみたときに
おじいさん、おばあさんになることに
仕事の経験とお金しか残らなかった。
という人生にならないか・・・
今ならまだ間に合うと思います。