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皆さんはPCを操作する時、
【ショートカット】を
活用しているでしょうか。
例えば、何かコピーする時、
マウスで右クリックした後
「コピー」という項目を
選択する事で出来ますが、
キーボードの
【command(⌘)】+【C】で
コピーする事ができます。
( Windowsの場合、⌘=Ctrl)
このようなショートカットは
最初は覚える手間がかかりますから
面倒に思えてしまうかも
しれませんが、
一度覚えてしまうと
作業効率が一気に上がりますので、
頑張って覚えておく事を
オススメします。
そしてこのショートカットは
PC内で使うソフトを扱う際にも
使う事が出来ます。
今回は私が普段
【Cubase】で作曲する際に
よく使っている
【ショートカット】のご紹介と
その設定方法について
解説していきたいと思います。
設定方法
まずはキーボードショートカットを
登録する手順から
解説していきたいと思います。
最初に設定時の注意ですが、
既に曲のトラックがある
プロジェクトを開いてしまうと
何かの拍子にエラーが起きて
プロジェクトのデータが
バグってしまう。
または慣れない操作なので
知らないうちに関係ない項目を
押してしまい、
入っているトラックのデータが
変わってしまった。
そんな事態に陥らない為にも
設定変更用に新しく
新規プロジェクトを作成する事を
オススメします。
そして、このプロジェクトは
設定が完了すれば
不要となるプロジェクトですので、
デスクトップに保存する等
簡単に消せるようにしておくと
便利かと思います。
空の新規プロジェクトを
作成しましたら、
画面上部のバーにある
【ファイル】から
【キーボードショートカット…】を
選択します。
この画面で設定をしていきます。
自分が変更したい操作の
名称(コマンド)の左にある【▽】を押すと
色々な操作の名称とキーが
表示されます。
変更したい操作が見つからない場合
左上の枠に名称を入力して
検索する事も出来ます。(※1)
自分が変更したいコマンドを
選択すると、右の【キー】と
書かれている枠に
現在設定されているキーが
表示されます。
【キーを入力:】と書かれている下の
黒い枠にショートカットキーを入力します。(※2)
Ex.
保存のキーの場合、
【command +S】
と入力するのではなく、
【⌘】と【S】を
実際に押して認識させる。
間違えて入力してしまったら
【backspace】や【delete】で
消すのではなく、
もう一度正しいキーを
入力し直せば大丈夫です。
自分が入力したキーが
正しく認識されたら、
そのすぐ上にある
【↑ 適用 ↑】の部分を
押して適用します。(※3)
その操作のキー設定を
初期に戻したい場合、
【0<< リセット】で
戻す事も出来ます。(※4)
上のキーのウィンドウに
自分が入力したキーが
反映されましたら、
右下の【OK】を押して
完了です。(※5)
設定し終わったら
実際にそのキーを入力してみて
ちゃんと機能するか
試してみてください。
お疲れさまです。
これでキーボードショートカットの
設定手順の解説は以上になります。
キーを設定しておくと
便利な機能がたくさんありますので、
今度は実際に私が使っている
便利なショートカットキーを
ご紹介していきたいと思います。
便利なショートカットキー
改めまして、ここからは
私自身がよく使うキー、
または便利だなと思ったキーを
紹介していきます。
人によっては使いづらいキーが
あるかもしれませんが、
よろしければ実際に設定してみて
試してみてください。
それと、ここではMacパソコンでの
表記をしておりますが、
【コマンド(⌘)】や【option】は
Windowsでは【Ctrl】や【alt】で
代用できますので
試してみてください。
保存
【command】+【S】
名前をつけて保存
【command】+【shift】+【S】
コピー
【command】+【C】
または、
【option】を押しながらドラッグ&ドロップ
ペースト
【command】+【V】
一つ前に戻る(undo)
【command】+【Z】
戻した作業ももう一度実行する(redo)
【command】+【shift】+【Z】
再生&停止
【space】
録音
【*】
テンポ入力
【shift】+【T】
選択トラックでソロ演奏
【S】
選択トラックをミュート
【M】
メトロノーム(クリック音)ON
【C】
バーチャルキーボード表示
【option】+【K】
カーソル位置を最初に戻す
【Shift】+【B】
(オリジナルキー割り当て)
【/】or テンキー【.】
↑テンキーのあるキーボードかどうかで
キーの割り当て方を変えています。
カーソル位置を小節番号で指定する
(オリジナルキー割り当て)
テンキー【0】
↑この設定にしておくと
すぐに小節番号が入力できるので
オススメです。
ここからはキーを割り当てておくと
便利だろうと思われるものを
少し紹介します。
・プリカウントを使用
・Audioトラックを追加
・Audio(モノ)トラックを追加
・FXチャンネルトラックを追加
・MIDIトラックを追加
・インストゥルメントトラックを追加
・テンポトラックを追加
・拍子トラックを追加
これらはデフォルトで
キーを割り当てられていないのですが、
使用頻度は高いので
ぜひ自分の使いやすいキーを
割り当ててみてください。
まとめ
人それぞれCubaseの
使用用途が違うと思うので、
これはいらないキーだとか、
これはどのキーにしたらいいの
というように思う人もいるかもしれません。
ですが今回ご紹介した手順で
いくらでもお好きなように
カスタマイズ出来ますので、
ぜひ、あなたにとって
最も作業効率の良い
キー割り当てを探してみてください。
ここまで読んでいただき
ありがとうございました。
また気になるような事がありましたら
ぜひ、コメントを残していってください。