画像編集をする基本的なツールや
効果の使い方をしっかり身につけましょう。
色や明るさの調整や
画像の気になる部分の修正やレタッチを覚えましょう。
《明るさやコントラストを調整》
画像の明るさとコントラストを手軽に調整してみましょう。
《調整レイヤー》の[明るさ・コントラスト]と
[トーンカーブ]が手軽にでき、便利な機能です。
それでは、やっていきましょう。
こちらに1枚の画像があります。
この写真を手軽に明るくはっきりキレイに見せるには、
[色調補正]を利用するとカンタンに調整できます。
[色調補正パネル]が表示されていない場合は
[ウインドウ]メニューから[色調補正]を選択します。
そうしますと、[色調補正]のパネルが表示されます。
[色調補正]はたくさんのアイコンが表示され
[色調補正]メニューからは様々な調整ができます。
そうしますと、[色調補正]のパネルが表示されます。
[色調補正]はたくさんのアイコンが表示され
[色調補正]メニューからは様々な調整ができます。
《色調補正ツール一覧》
《明るさ・コントラスト》
画像の色調範囲を2つのスライダーから調整できる
超シンプルで超カンタンな機能です。
《レベル補正》
画像内のピクセル分布をグラフで表示し、
シャドウ・中間調・ハイライトの照度レベルを
スライダーで全体的に調整できます。
この[レベル補正]機能は
カンタンに調整することができるので
使用する回数が多い機能です。
《トーンカーブ》
[レベル補正]の調整点(シャドウ・ハイライト)に加え
最大14箇所のポイントを調整することができる
色調補正のツールです。
暗すぎる画像を明るくしたりすることができるが
使いこなすには機能が少し難しいです。
《露光量》
画像の全体的な明るさや暗さを詳細に調整できる機能です。
露光量が大きいほど画像は明るくなります。
露光量を下げると画像は暗くなります。
《自然な彩度》
[自然な彩度]は
彩度を上げると階調が失われることがありますが、
この現象を最小限に抑え調整できます。
不自然だった彩度の調整が、
スライダーを動かすだけでカンタンにできます。
《色相・彩度》
画像全体の色味を極端に変えることができ、
色の鮮やかさや明るさを調整したりするコマンドで、
特定のカラー範囲を調整することや、
全てのカラー範囲を同一に調整することもできます。
《カラーバランス》
色の混合率を変更して、画像の色調補正ができるコマンドです。
色かぶりの修正や、微妙な調整に使う場合も多いですが、
画像を確認しながら直感的に操作できるので、
誇張した表現にも欠かせない機能です。
《白黒》
カラー画像を「白黒」画像に変換する機能です。
色の系統別に細かな設定ができるので、
素材に応じたモノクロ表現の幅がいっきに広がります。
[着色]オプションでセピア調などの表現もカンタンにできます。
《レンズフィルター》
カメラレンズにカラーフィルターを装着する感覚で、
カラーバランスを調整できる機能です。
《チャンネルミキサー》
RGBチャンネルをそれぞれ調整することにより
色調を変換する機能です。
[モノクロ]オプションでは、
カラーフィルタを使った白黒写真の効果が演出できます。
《カラールックアップ》
あらかじめインストールされた
プリセットファイルを選択するだけで、
画像がドラマチックな色調に変換できます。
《2階調化》
画像を白黒画像に変換する機能です。
[2 階調化]は、画像の最も明るい領域と
最も暗い領域を識別するのに便利です。
《特定色域の選択》
他の色に影響を与えることなく、
特定の色だけを選んで補正することができます。
カラーの構成要素はプロセスカラー(CMYK)が対象ですが、
RGB画像にも直感的な補正が簡単に行えます。
《グラデーションマップ》
画像の階調(グレースケール)に応じて
色を付けられる機能で、
詳細な色の指定は[グラデーションエディター]で行います。
《[色調補正]明るさ・コントラスト》
色調補正パネルの上段の左から4つは主に明るさを調整するツールです。
上段左の[明るさ・コントラスト]をクリックしますと
属性パネルが開きます。
この属性パネルの中の右上の
[自動 ]と言うボタンがありますのでクリックをします。
そうしますと、画像を構成する明るさや暗さを
Photoshopが自動で検出し、最適と判断した
明るさとコントラストに自動調整してくれます。
明るさとコントラストの適量は
人それぞれの感覚によって異なりますので
自動調整では画像によっては
思った通りの 感じにならなかった場合は手動で調整します。
調整が終わりましたら[レイヤー]パネルを確認しますと
画像のファイル名の上に[明るさ・コントラスト]の
調整レイヤーが追加されます。
ここでは「ビール」の上に追加されました。
調整レイヤーの左側にある目のマークをクリックしますと
効果が適用されていない元の画像を確認することができます。
目のマークの右側にある白黒の丸いマークを
ダブルクリックすると属性パネルが開き
何度でも再調整することができます。
次回はワンランク上の調整ができる
調整レイヤーを使ってみましょう。